むかしむかし
売られたエル子がいました。
一人暮らしの優しいおじいさんに引き取られたエル子
朝は陽が昇らぬうちにご飯の支度をはじめ新鮮なお魚を手に入れ、お味噌汁、ご飯をたき、
日中はチリひとつ残さず部屋の掃除をし
夜はお酒のお供をしました。
一生懸命働きました。
~ある日の夜~
「エル子や。こっちへ来ておくれ」
先に寝たはずの奥の部屋にいるおじいさんに名前を呼ばれました。
彼女はおじいさんの服を繕っていた手を止め、寝床をのぞきます。
「ああっ…」
彼女は驚きます。
布団がふたつ、並んでいるのです。
部屋は豪華に飾られており昼間の質素な生活感を感じられず、エル子はさらに驚きます。
そして
枕元に用意された寝間着に彼女は愕然としたのです
。
「なんて卑猥なの」
彼女はこれから何をされるのか悟り絶望しました。
おじいさんは布団待機していた体を起こし
「こっちへ来い」
執拗に誘います。
彼女は逃げ回りました。
「おやめください」
~つづく~
⏩️続き(2話目以降の口調が変わりました。ミスです💧)
raiinbow.hatenablog.com
「エル子劇場」